こんにちは。東中野皮フ科クリニック院長の加藤雄一郎です。
今回は30歳を過ぎると多くの方が気になる目元のシワをテーマに取り上げます。
目元のシワは、人によっては優しく見えたり、年齢に応じた豊かさを表す象徴になることがあります。
一方、進みすぎると年齢以上に老け顔に見え、魅力が半減ということも。
今回は目元のシワの症状・種類・原因と予防や改善の対策をご紹介します。
【東中野皮フ科クリニックで取り扱いコスメ!エイジングケアに「ナールス」】
<参考記事>
「おすすめのエイジングケア化粧品ナールスの公式サイト」の中の記事「目元のシワの症状・種類・原因とスキンケアやエイジングケア・治療」
1. 目元のシワとは?
目元のシワは、目の周りや眉間、目尻などに現れる皮膚のしわのことです。
年齢とともに皮膚の弾力が失われ、コラーゲンやエラスチンの減少によって引き起こされます。
また、表情筋の動きや皮膚の乾燥も影響を与えます。
2. 目元のシワの原因は?
目元のシワの主な原因はいくつかあります。
まず、自然な老化現象による皮膚の弾力低下があります。コラーゲンとエラスチンの減少によって、皮膚がたるみ、しわができやすくなります。
次に、表情筋の動きが影響します。特に表情筋の頻繁な使用によって、筋肉の緊張などでしわが深くなることがあります。
また、紫外線による光老化や喫煙などの外的要因も肌の老化を進めシワの原因になります。
<参考記事>
紫外線による光老化とは?原因と対策を考える!(加藤雄一郎監修記事)
3. 目元のシワの予防のスキンケアやエイジングケア
目元のシワを予防するためには、適切なスキンケアとエイジングケアが重要です。
以下に具体的な対策を挙げます。
優しい洗顔・メイク落とし
目元のシワ予防のためには、クレンジングや洗顔にも気をつけることが大切です。
まずは、肌に負担をかけない洗顔を行いましょう。
具体的には、泡やジェルで優しく洗い、手で擦るなどの摩擦を避けることが大切です。
また、洗顔やクレンジングは1分30秒以内を目安に済ませることがおすすめです。
30歳を超えるとバリア機能の低下が進むので、 アミノ酸系洗浄成分が配合された優しいクレンジング料や洗顔料を使って、潤いを残すことを心がけましょう。
また、ダブル洗顔も肌の負担になるので控えましょう。
保湿とエイジングケアを行う
保湿: 目元の皮膚は特に乾燥しやすいので、保湿が重要です。適切なアイクリームや保湿剤を使用し、皮膚の水分を保つことが大切です。
年齢を重ねた目元には、ナイアシンアミドやビタミンC誘導体、ナールスゲン、レチノールなどがおすすめです。
ただし、ビタミンC誘導体とレチノールは刺激性があるので注意が必要です。
紫外線対策
紫外線対策: 日焼け止めを毎日使用し、紫外線から肌を守ります。紫外線はコラーゲンの破壊を促進し、シワの原因になるため、特に重要です。
おすすめは肌に優しいノンケミカルの日焼け止めです。
私が監修したノンケミカルの日焼け止め「ナールスヴェール」をおすすめします。
【東中野皮フ科クリニック院長監修の日焼け止め「ナールスヴェール」】
まだある!目元のシワ対策
栄養バランスの取れた食事: ビタミンCやE、オメガ3脂肪酸などを含む食事を摂取することで、皮膚の健康をサポートします。
適度な表情筋の使い方: 過度な表情の作り方を避け、笑顔などの表情を穏やかにすることで、しわの深さを抑えることができます。
適度な休息とストレス管理: ストレスは肌の老化を早める要因となるので、適切な休息とストレス管理が必要です。
これらの対策を継続的に行うことで、目元のシワの形成を遅らせることができます。また、既にできてしまったシワに対しても、適切なケアと美容治療を組み合わせることで改善を目指すことができます。
4. 日常生活で目元のシワ予防にできること
目元のシワを日常生活で予防するためには、以下のような対策が有効です。
-
正しい姿勢の保持: 頭や首を支えるために無意識に筋肉を使うことがあり、これが表情のしわを作る要因になることがあります。良い姿勢を維持することでしわの深さを減らすことができます。
-
十分な睡眠と休息: 睡眠不足は肌の再生に影響を与え、しわの形成を促進することがあります。十分な睡眠をとることで肌の健康を保ちます。
- 眼精疲労ケア: 長時間のデバイスの使用や読書など、瞳や目の周りの筋肉を過度に使用することで、目元のしわを引き起こす可能性があります。適宜休息を取り、目をリラックスさせることも重要です。
- バランスのとれた食事: ビタミンや抗酸化物質を多く含む食品を摂取することで、肌の健康を維持し、しわの予防に役立ちます。
- 喫煙の避け: 喫煙は肌の老化を早め、しわを深くする要因となります。禁煙または喫煙の削減は、健康な肌のために重要です。
5. 目元のシワの美容医療
目元のシワを改善するための美容医療の選択肢には、以下のような方法があります。
- ボトックス注射: ボツリヌス菌の毒素を用いて、表情筋の動きを抑制し、しわの改善を図ります。
特に眉間や目尻のシワに効果的です。 - ヒアルロン酸注入: ヒアルロン酸を皮膚に注入し、しわを埋めることで見た目を若返らせます。
- レーザー治療: 皮膚の表面または深部にレーザー光を照射し、コラーゲンの生成を促進したり、古い皮膚細胞を除去することでシワを改善します。
- ケミカルピーリング: 化学的に皮膚の表面を剥離し、新しい皮膚細胞の生成を促進し、シワを軽減します。
これらの治療法は、個々の症状や肌質に応じて選択され、組み合わせて使用することがあります。
医師との相談を通じて、最適な治療プランを立てることが重要です。
東中野皮フ科クリニックでは、ボトックス注射をはじめこれらのすべての治療が可能です。
特に、ボトックス注射は得意の施術です。
目尻ボトックスの症例
治療前
2週間後
※費用:27,500円(税込み)
※施術のリスク:一時的な内出血など
<参考記事>
ボトックス注射のメリットとデメリット!加藤雄一郎先生と体験者がホンネ対談
6. まとめ
目元のシワは、自然な老化や外的要因によって引き起こされますが、適切なスキンケアと生活習慣の改善によって予防することができます。日常生活での姿勢の注意や食生活の見直し、紫外線対策の徹底が重要です。
また、既にできてしまったシワには、美容医療の技術を活用することで効果的に改善できる場合があります。
個々の状況に応じて、適切な対策と治療を組み合わせて、目元の若々しさを保つ努力を続けることが大切です。
東中野皮フ科クリニックでも目元のシワ治療を行っていますので、気になる方はお気軽にご相談ください。