こんにちは。東中野皮フ科クリニック院長の加藤雄一郎です。
今回は、３０代以上になると気になる肌のハリを取り戻す美容医療について。
また、肌のハリをキープするエイジングケア化粧品も紹介します。
肌のハリとは？
肌のハリとは、皮膚の弾力性を表す言葉です。
皮膚科学的には、皮膚に圧力を加えた際の抵抗力と、圧力を除いた後の元の状態への回復力で説明できます。
健康的でハリのある肌は、触れると弾力があり、引っ張っても素早く元の形状に戻ります。
肌のハリは、主に真皮層の状態に左右されます。
真皮層には、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分が含まれており、これらが肌の弾力性と保湿機能を担っています。コラーゲンは肌の強度とハリを、エラスチンは弾力性を、ヒアルロン酸は水分保持能力を提供します。
加齢や紫外線暴露、ストレス、不適切な生活習慣などにより、これらの成分の生成が減少したり、質が低下したりすると、肌のハリが失われていきます。その結果、しわやたるみが目立つようになり、肌全体がたるんだ印象を与えます。
肌のハリは、視覚的にも触覚的にも認識できます。
ハリのある肌は、見た目が明るく、なめらかで均一な印象を与えます。
一方、ハリが失われた肌は、くすんで見えたり、凹凸が目立ったりします。
肌のハリを維持・改善するには、適切なスキンケア、健康的な生活習慣、そして必要に応じて美容医療的なアプローチが効果的です。ハリのある肌は、若々しさと健康的な印象を与える重要な要素となっています。
今回は、主に東中野皮ヒ科クリニックの肌のハリを取り戻す美容医療をご紹介します。
また、採用しているナールスのエイジングケアケア化粧品も紹介します。
【東中野皮フ科クリニックで取り扱いコスメ！エイジングケアに「ナールス」】
＜参考記事＞
東中野皮フ科クリニックの肌のハリを取り戻す美容医療
ダーマペン＆ヴェルベットスキン
ダーマペンは微細な針で皮膚に小さな穴を開ける治療法です。これにより、皮膚の自然な回復力を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
ヴェルベットスキンは、この過程でコラーゲンピールという浸透型ピーリングを同時に導入する方法です。
ダーマペン治療は、マイクロニードリングとも呼ばれ、皮膚の自然な再生過程を利用した革新的な治療法です。この治療の特徴は、表皮へのダメージが少なく、回復が早いことです。
ヴェルベットスキン法を併用することで、美容成分の浸透率が大幅に向上します。
通常のスキンケア製品では真皮まで到達しにくい大きな分子の成分も、微細な穴を通じて効果的に届けることができます。
この治療は、年齢やライフスタイルによるダメージを受けた肌に特に効果的です。例えば、紫外線による光老化、ストレスや睡眠不足による肌のハリ定価、喫煙やアルコールの過剰摂取による肌質の劣化によるハリ不足などに悩む方に適しています。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸は、肌に水分を保持する能力が高い物質です。注射により、即時的な保湿効果とボリュームアップが得られます。これにより、しわやたるみを改善し、肌にハリを与えます。
ヒアルロン酸は、もともと人体に自然に存在するムコ多糖類の一種です。その特徴的な性質として、高い水分保持能力があります。
この性質を利用して、肌内部に注入することで、即時的な保湿効果とボリュームアップを実現します。
東中野皮フ科クリニックでは、ヒアルロン酸注射に熟練している皮膚科専門医である私が、直接、患者様の顔の構造を見極め、最適な注入を行うことで、自然で調和の取れた若々しい印象を作り出します。
効果は即時的に現れますが、徐々に体内で分解されるため、6ヶ月から1年程度で元の状態に戻ります。
ヒアルロン酸注射は、定期的な施術を受けることで、継続的な効果を維持できます。
フォトフェイシャル(ステラM22)
フォトフェイシャルは、IPL（Intense Pulsed Light）と呼ばれる技術を使用した光治療です。
この治療法の特徴は、肌のハリ改善以外でも複数の肌の悩みに同時にアプローチできることです。
IPLは特定の波長の光を照射することで、以下のような効果を発揮します：
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- メラニンに作用し、シミやそばかすを薄くします。
- 毛細血管に作用し、赤み（毛細血管拡張）を改善します。
- 真皮層に熱刺激を与え、コラーゲン生成を促進します。
一般的に4-6週間おきに3-5回の施術を行うことで、最適な効果が得られます。効果は徐々に現れ、最終的な結果は最後の施術から1-2ヶ月後に確認できます。
フォトフェイシャルの利点は、ダウンタイムがほとんどないことです。施術直後は軽度の赤みや腫れが出ることがありますが、通常1-2日で消失します。そのため、日常生活や仕事に支障をきたすことなく治療を受けられます。
東中野皮フ科クリニックでは、フォトフェイシャルの最新機器である「ステラM22」を採用しています。
糸リフト
糸リフトは、吸収性の糸を用いて肌を物理的に持ち上げる非外科的な治療法です。東中野皮フ科クリニックでは、PCL（ポリカプロラクトン）もしくはPDO（ポリデオキサノン）という素材でできた糸を使用しています。この糸は、6-8ヶ月かけて体内で徐々に吸収されます。
糸リフトの効果は二段階に分けられます。
即時効果：糸を挿入することで、たるんだ皮膚が物理的に持ち上がります。
長期効果：糸の周囲に新たなコラーゲンが形成され、肌のハリ・弾力が改善します。
施術時間は30分から1時間程度です。糸でリフトアップする効果を実感は即効性があります。
一方、最終的な仕上がりは3-6ヶ月後です。
これは、糸を入れた後のコラーゲンの生成に時間がかかるためです。
糸リフトの効果は個人差がありますが、通常1年程度持続します。
その後、必要に応じて再度施術を受けることで、効果を維持できます。
肌のハリをキープするナールスのエイジングケア化粧品
東中野皮フ科クリニックで取り扱いしているナールスのエイジングケア化粧品は、人が持つ本来の美しさを引き出すため、“健やかで美しい素肌”をコンセプトに株式会社ディープインパクトが開発したシリーズです。
京都大学と大阪市立大学で共同開発された ナールスゲンをはじめ、皮膚科学に基づいたエイジングケア化粧品成分を厳選配合しています。
当クリニックでの美容医療と併せて、日々のスキンケアやエイジングケアで肌のハリをサポートします。
【東中野皮フ科クリニックで取り扱いコスメ！エイジングケアに「ナールス」】
まとめ
東中野皮フ科クリニックでは、肌のハリを取り戻すための多様な治療法を提供しています。
主な治療法には、ダーマペン＆ヴェルベットスキン、ヒアルロン酸注射、フォトフェイシャル、糸リフト、ハリウッドスペクトラのスペクトラピールがあります。
ダーマペン＆ヴェルベットスキンは、微細な針で肌に小さな穴を開け、同時に美容成分を導入する方法です。これにより、コラーゲン生成を促進し、肌の再生を図ります。
ヒアルロン酸注射は、即時的な保湿効果とボリュームアップを実現し、しわやたるみを改善します。
フォトフェイシャルは、IPLを用いて肌のさまざまな悩みに同時にアプローチし、コラーゲン生成を促進します。
糸リフトは、吸収性の糸を皮下に挿入してたるんだ皮膚を持ち上げ、長期的にはコラーゲン生成も促します。
ハリウッドスペクトラのスペクトラピールは、レーザーを使用して肌表面の古い角質を除去しながら、真皮層のコラーゲン生成も促進します。
これらの治療は、単独または組み合わせて行うことで、より効果的に肌のハリを改善します。東中野皮ﾌ科クリニックでは、患者の肌の状態や希望に応じて最適な治療プランを提案し、施術前後のケアについても丁寧に説明しています
継続的なケアと定期的なメンテナンスにより、長期的な効果を維持することが可能です。
肌のハリを取り戻したい方は、ぜひ、お気軽にご相談くださいね。
＜参考記事＞
