こんなお悩みはありませんか
- 年々、シミが増える
- シミが濃くなった
- 化粧をしてもシミが隠せない
- 市販の美容液を塗ってもシミが消えない
シミ・そばかす・肝斑
シミには原因も症状も異なる種類が存在しており、一括りにして判断できるものではありません。
治療法もシミの種類によって変わる他、別の種類のシミが一緒に生じている場合はそれに合わせて治療の順番や方法を考える必要があります。
適切な治療を行わなければ症状が悪化してしまうケースもありますので、決して個人で判断せず、医療機関で医師に相談しましょう。
シミ・そばかす・肝斑でお悩みの方は気軽に当院までご相談ください。
主なシミの種類と原因
老人性色素斑(老人性イボ・老人性疣贅・脂漏性角化症)
肌との境目がはっきりと分かる、茶色のシミを指します。
原因と予防
メラニン色素が蓄積することによってシミを生じます。これは加齢や日焼けなどによって肌が新しく生まれ変わる仕組み(ターンオーバー)が乱れてしまうことが原因です。
紫外線への対策が重要で、日傘や日焼け止めをしっかりと使用して対策しましょう。
同年代であっても紫外線対策によってシミが生じる量が変わります。
そばかす(雀卵斑)
雀卵斑はそばかすの別名でスズメの卵の模様に類似していることから名付けられたものです。鼻や頬の辺りに、黒、もしくは薄茶色の小さい斑点が多く生じます。症状が秋〜冬頃までは薄く、春〜夏頃は濃くなる特徴があります。
原因と予防
完全に除去することは難しい症状です。これは遺伝的な要素が関わっているからだと考えられています。紫外線に当たる時間が短くなると薄くなる特徴があるため、日焼け止めや日傘などを使用することで症状を軽減できる可能性があります。また、妊娠中は濃くなる傾向にあります。
肝斑
左右対称に見られるシミで、口周り・額・鼻下・目元・頬に症状が現れます。
特に30代〜40代の中年層に多く見られる特徴があります。
原因と予防
原因や発症機序はいまだに解明されていませんが、洗顔やメイクの際、必要以上に肌を擦ってしまうことや紫外線が主な原因とされています。
内服薬などの薬剤による治療とレーザーや光による治療の二つを合わせた治療が必須とされています。それはトラネキサム酸の内服によって症状は改善するものの、内服を止めると再発してしまう症状のため、複合治療が必要と考えられているからです。
シミ・そばかす発症のメカニズム
肌の深部にはメラニンを生成するメラノサイトという細胞があり、その中にはチロシンと呼ばれるアミノ酸があります。
このチロシンが紫外線などからの刺激に反応してドーバキノンと呼ばれる物質に変わり、そのドーバキノンはそばかすやシミの原因となる黒色メラニンへと変
黒色メラニンが過剰に増え続けた部分が、表皮にそばかすやシミのような目に見える形となって現れます。
皮膚が生まれ変わる仕組みである「ターンオーバー」が正常に行われていると、メラニンが黒色メラニンへと変わることはないのですが、肌へのダメージや不規則な生活、加齢などによってターンオーバーのサイクルが乱れると、皮膚にメラニンが溜まっていきます。
シミは30代以降の女性に多く見られる症状で、女性ホルモンが関係しているとも考えられており、大きさや形も個人差があります。
シミ・そばかす・肝斑の治療
当院では光治療やレーザー、ケミカルピーリングでの治療が可能です。患者様のお肌に適した治療をご提案します。シミはご自身での予防やケアも大切ですが、しみの種類によって適した治療が異なるため、皮膚科を受診することが大切です。
肌を擦ってしまうような摩擦刺激は避け、適切なスキンケアが治療の第一歩となります。そのうえで内服薬や各種外用薬、その他の治療を組み合わせていきます。美容皮膚科治療に特化した当院へご相談ください。
フォトフェイシャル(光治療) ステラM22・IPL
顔全体に光をあてることで肌トラブルの改善が可能で、照射にはIntense Pulsed Light(IPL)を使用します。IPLは肌の毛細血管内の赤血球や皮膚のメラニン色素に作用する効果があります
ケミカルピーリング
治療効果をより高くするならレーザー治療や光治療を並行するのがお勧めです。
また全体で5〜6回程度、数週間に1回程度の治療を繰り返していただくことで十分な効果を実感できます。
イオン導入
肌質を良くするために皮膚の奥にまで美容効果の高い有効成分を浸透させる治療方法です。
トラネキサム酸がシミや肝斑などへ最適な薬剤となっています。
さらにケミカルピーリングとも相性が良く、並行して行うとより高い効果が期待できます。
また、レーザー治療や光治療の効果も高めてくれるので、こちらも同じく並行して行うと効果的です。
内服薬
- トラネキサム酸内服薬
- シナール
シミ・そばかす・肝斑の予防
紫外線の対策をする
お肌をこすらない
洗顔やベースメイクの際に必要以上の力で擦ってしまうと、肌に大きなダメージを与えてしまいます。
肝斑の原因にもなりますので心当たりのある方はすぐに止めるようにしましょう。
ビタミンCを摂取する
メラニン色素が肌に溜まってしまわないように働きかけてくれるのがビタミンCの抗酸化作用です。
摂取方法はサプリメントや食べ物・飲み物でも問題ありません。他にもイオン導入による摂取や注射も効果的です。